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・保育理念
淡路幼稚園では、幼児期に適した環境の中で、遊びを大いに取り入れ、
遊びを通して育まれる豊かな行動力・感性・発想のバランスを重視した
保育を理念としています。

自発的な活動の満足感・充実感が、さらに新たな興味や意欲を引き出す源と考えます。
豊かな心で人と接し、自然環境とのふれあい等を通して自ら楽しむことで、
幼児自身が社会に適応する、また、自ら生き抜いていくのに必要な「体験」を得る過程になります。

園では、夏はプール遊び中心、冬は乾布摩擦とランニングを主にした保育で、
全局面を通して、心と体の健やかな成長を助けるカリキュラムを組んでおります。
全員が楽しく一日一日を過ごせるように全職員の慈しみのなか、
幼児一人ひとりの個性に、完璧に応じた主体的な活動を促すだけでなく、実践します。

淡路幼稚園は、宗教法人光寳寺の施設を利用して昭和2年にオープンし、
昭和23年6月に淡路保育園として認可して頂き、
昭和30年4月には宗教法人光宝寺が運営する保育ビジネスとして法人許可されました。

昭和４２年に近隣に土地を取得し、淡路幼稚園として設定し、
淡路保育園とは別に幼児教育に勤しんでまいりました。
以来、関係者はもちろん、地域の方々の理解と協力も得て、仏教精神のもと、
近隣の児童福祉に貢献することを忘れず、多くの幼児を保育してまいりました。

平成28年4月1日より新たに淡路保育園を淡路幼稚園に隣接するかたちでリニューアルし、
園児の最善の利益を最優先に、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい
生活の場を提供できていると自負してします。

社会生活の上で欠くことのできない四つの徳目として、仏教では四摂事を示しています。

同事とは布施、愛護、利行とともに仏教実践の生活倫理が、
相手の立場に身を置き、常に相手の立場からものを考えるべき事を教えます。
一方的な押しつけでは決してなく、相手の立場を想いやり、
尊重して行動することが仏教的な人間関係の基本であって、
相手の立場に立って考えることは、深い愛と広いこころがなければできません。

万物が豊かに色づき始めた自然界とともに、
お子さまたちの日々の保育イベントが充実してくる季節になります。

運動会、遠足などの行事を通して協力の意味をご家族にも理解頂き、
一緒に行う喜びを身につけていっていただきたいと思います。